ご臨終を告げられてから、葬儀が終わるまで・・・何を準備し、何を行えばいいのか、どんな流れで行うのか。
初めてのお葬式の方には戸惑う方も多いでしょう。
ここでは、一般的な葬儀の流れから、わかりにくい葬祭用語などをご紹介します。

ご逝去からご葬儀までの流れ

現金の用意

現金の用意

病院によっては、退院時に精算が必要な場合があります。また、交通費や飲食代などのために、あらかじめ現金を手元に用意しましょう。

お通夜や告別式などの飲食代だけで約30万円、お布施や戒名の金額が約40万円、葬儀社に支払う葬儀一式の費用が約120万円となっています。 葬儀にかかる費用は、全国平均で188万9,000円となっています。

預金口座の名義人が亡くなったことが金融機関に伝わると、その口座は凍結され、引き出し、振り込み、引き落としはおろか、入金もできなくなります。なお、死亡届の提出先である役所から金融機関に情報が伝わることはありません。

臨終・移送

臨終・移送

自宅で亡くなられた場合…かかりつけの医師に連絡し、死亡診断書を作成していただき受け取ります。

病院で亡くなられた場合…医師より死亡診断書を受け取り、葬儀社にご遺体の移送を依頼します。

事故等で亡くなられた場合…ご遺体に触れず、所轄の警察署に連絡し、検死後、死亡検案書を二通受け取ります。 近親者、葬儀社に連絡します。

枕飾り

枕飾り

神棚封じをします。
枕飾りをします。
末期の水の用意をします。
寺院(菩提寺)に連絡し、枕経を依頼します。

打ち合わせ(葬儀内容の決定)

打ち合わせ

喪主を決めます。
寺院と、葬儀の日時・場所、戒名(法名)等の打ち合わせをします。
葬儀社と葬儀内容を決定します。
故人の地位や遺志・遺族の希望によって、葬儀の規模(祭壇等)と予算を決めます。
遺影写真を手配します。
会葬礼状・会葬品・香典返し・料理(通夜ぶるまい・法要膳)等の種類・数量を手配します。

納棺

納棺

湯灌を行います。(逆さ水かアルコールでご遺体を清めます。)
死化粧・死装束をします。
お棺にご遺体を納めます。
副葬品をお棺に納めます。
仙台市の場合、少量の生花や食べ物、数枚の写真や手紙程度とされています。

祭壇設営

祭壇設営

式場のスペース・ご予算に合わせて、祭壇や会場周りの設営をします。
祭壇にお棺を安置します。
供花・花環・供物・喪服等を葬儀社に依頼します。

通夜

通夜

通夜の一時間前より、弔問者の受付を開始します。
香典を頂いた場合は、香典返しをします。
僧侶をお迎えします。 読経中に喪主より順に焼香します。
喪主より、僧侶・弔問者に御礼のあいさつをします。
僧侶・弔問者に、通夜ぶるまいのおもてなしをします。
近親者が交替で、ローソク・線香を絶やさないようにお守りします。

出棺・火葬

出棺・火葬

祭壇からお棺を移し、蓋を開け故人と最後のお別れをし、お花でご遺体を飾ります。
喪主・遺族・近親者の順で釘打ちの儀を行います。
お棺を霊柩車に移し、喪主は同乗して火葬場に向かいます。
火葬場で荼毘に付します。
控室で収骨まで待ちます。
控室では、お茶菓子等でおもてなしをします。
火葬場職員の指示のもと収骨します。

葬儀・告別式

葬儀・告別式

開式一時間前よりご会葬者の受付を開始します。
司会者は、僧侶・喪主と式次第・弔辞・弔電・焼香順位・謝辞について最終的な進行の確認をします。
式次第は宗派・地域・規模により異なりますので、必ず事前に確認しておきましょう。

法要

法要

法要にお招きする方は、できれば通夜までにお知らせしておきます。
法要は初七日迄か、四十九日迄か、百ヶ日迄か、僧侶と事前に確認しておきます。

会食(精進上げ・精進落とし)

会食

事前に、お膳・引き出物・飲物の確認をしておきます。
喪主は末席に座り、御礼の挨拶をします。

葬祭用語解説

  • おとき【お斎】

    仏事(通夜や葬儀、法要など)ののちに振舞われる食事のことを指し、本来は仏教徒の食事のことを言いました。忌中払、精進上げ、精進おとし等、地域によって呼び方は様々です。

  • かみだなふうじ【神棚封じ】

    神棚を閉め、合わせ目に白い紙を張ることで、死の汚れを防ぐとされております。扉がないときは神棚の上部から白い紙を張り下げ、忌明けまで閉じておきます。

  • きあけ【忌明け】

    亡くなられた日を入れて、七日ごとに四十九日までこ法要を営み、四十九日目をもって忌明けとします。

  • さかさみず【逆さ水】

    通常、ぬるま湯を作るときは、お湯の中に水を入れますが、湯灌のためのぬるま湯は、水の中にお湯を入れて作ります。

  • しじゅうくにち【四十九日】

    亡くなられた日からの49日間を忌中といい、遺族は身を慎んで死者の弔いに専念すべきとされています。

  • しゅっかん【出棺】

    ご遺体を納めた棺を安置場所から送り出すことを言います。

  • つや【通夜】

    通夜とは、葬儀の前夜に行われる仏事で、昔は故人と親しい人達が一晩中、ろうそくや線香の火を絶やさないようにして故人に寄り添いました。現在は長時間使用できる線香などもあり負担が減りました。

  • のうかん【納棺】

    ご遺体を棺の中に納めることを言います。

  • まくらかざり【枕飾り】

    ご遺体の枕元に飾る小さな祭壇で小机に、三具足・花・香・灯明・枕団子・枕飯・水等を供えます。山盛りに盛り付けたご飯と団子、お茶と水、お菓子なども用意します。

  • まくらぎょう【枕経】

    亡くなられた方に最初に上げるお経のことで、ご遺体を安置した枕もとで唱えることから枕経と呼ばれています。病院で亡くなった場合は自宅へ搬送し、北枕に安置し、枕飾りを用意し、住職にお越しいただいてお経をあげていただきます。枕経に立ち会われる服装は普段着で構いません。

  • まつごのみず【末期の水】

    故人と血縁の深い方から順に新しい筆か、真綿を割り箸に白糸で巻いたもの、もしくはシキミと呼ばれる木の葉を使って故人の唇を水で濡らします。病院で亡くなった場合は、自宅に搬送して安置後に行います。

  • ゆかん【湯灌】

    たらいに「逆さ水」として作ったお湯をとりご遺体を洗い清めることを言います。

  • 回忌法要

    回忌法要

    故人の冥福を祈るための法要についてご紹介します。

  • 法要日取計算

    法要日取計算

    没年月日から次回の法要の日にちを計算できます。

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